次回の講演ご案内

NEXT STUDY INFORMATION

■25年 6月の講演
建てるだけで終わらない　その先の未来も考える～技術が支えるLONGLIFE戦略
■25年 7月の講演
カンロの看板ブランド「ピュレグミ」のブランド戦略～ブランドパーパスの設定と情緒的価値の実現に向けて

建てるだけで終わらない　その先の未来も考える～技術が支えるLONGLIFE戦略

講師：旭化成ホームズ株式会社

住宅総合技術研究所　特命担当　柏原　誠一氏

旭化成ホームズ株式会社では、「ALL for LONGLIFE」という概念を掲げ、「建てるだけで終わらない　その先の未来も考える」という事業コンセプトのもと、技術開発、住まい方研究、商品・サービス開発、マーケティングの連携力を高めた活動を行っています。技術開発拠点である「住宅総合技術研究所」は、技術開発は勿論、生活者やさまざまなパートナーと連携した新しい価値と生活スタイルを提案しています。今後、日本の製造業における競争力として、「技術力」の重要度は益々高まってきます。そういった状況の中、今回は、「技術が支える戦略」をテーマに、住宅総合技術研究所にて、技術開発研究にとどまらず、様々な顧客価値創出のための活動を行っている柏原　誠一様にお話をお伺いします。

日時　６月２３日（月）１４：００～１５：３０　
会場　文春ホール（文藝春秋西館地下１階）　千代田区紀尾井町3-23　
交通機関　東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩3分／東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩8分／JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「四ツ谷」駅から徒歩10分
参加費１５,０００円（非会員の方が参加ご希望の際の参加費です。）

お問い合わせ先

TEL 03-3263-7131　担当　細田

カンロの看板ブランド「ピュレグミ」のブランド戦略～ブランドパーパスの設定と情緒的価値の実現に向けて

講師：カンロ株式会社

マーケティング本部副本部長
　兼ピュレグミ・カンデミーナブランドリーダー木本康之氏

カンロ株式会社は、創業から113年を迎えたキャンディやグミを主力商品とするお菓子の製造販売メーカーです。1950年代に社名の由来にもなっている「カンロ飴」が大ヒットしたことをきっかけに、順調に事業拡大を進め、その後も「健康のど飴」や「金のミルクキャンディ」「ピュレグミ」など、時代のニーズを反映した革新的なアイデアが詰まった商品から定番商品まで、数々のヒット商品を生み出してきました。そして2022年同社では、「"Sweeten the Future" 心がひとつぶ、大きくなる。」というパーパスを新たに策定し、パーパスドリブン企業への転換を表明しました。また、ブランドごとに設定するパーパスを起点に、飴のZ世代との新たな共創を実現し、商品・販売・プロモーションのマーケティングミックスにより市場の成長を捉えるとしています。このうち特に近年成長著しいのが2002年に誕生した「ピュレグミ」です。グミ市場はコロナ禍の外出自粛をきっかけに、オフィスのお供から自宅で楽しむものに変化したことにより市場が拡大したと言われています。さらにグミは他の菓子に比べ、組成的に食感や形の自由度が高く、Z世代を中心として “SNS映え” しやすい菓子として人気になっている点も市場拡大に貢献しています。そんな中、「日常を彩り、トキメキの瞬間を増やす」をブランドパーパスとして定めた「ピュレグミ」は、競争も非常に激化しているグミ市場の中で、売上シェアNo.1を達成し、昨年グミブランドとして初めて売上100億円も達成しました。7月度の例会では、「ピュレグミ」がどういった経緯・戦略でNo.1ブランド・100億円を達成することができたのか、具体的な商品開発、プロモーション施策例なども交えてご説明いただきます。